2013年 仙台 第4回 (2013.12.15)

大きな気づき、そして大切な事を学ばせていただいた   宮城 会社員 37歳 男性 AS

 いつもお世話になっております。遅くなりましたが、先日の仙台道塾では大変お世話になりまして、誠にありがとうございました!
 今回の道塾も沢山の大きな気づき、そして大切な事を学ばせていただきました。 その中でも、今の自分にとって『ハッ!!』っと気づかせていただいたことがありました。
 初めに拝見した映像の中で、生まれつき右脳が欠けていて歩くどころか動くこともままならないお子様とご両親のお話でした。ご両親の深い悲しみ、苦しみを経てからの気づき、そして行動。ご両親が悲しみや不安でいると、子供にも影響が出る。子供は目に見えるものだけを真似するのではなく、親の行動全てを見ているという事実。そこに気づき、大きな愛で『ミラーニューロン』を実践し、なんとお子様が歩いて登場するという奇跡のようなお話でした。
 私は最近、中学生の反抗期に入った息子と衝突することが多々ありました。ここのところ仕事も立て込んでおり、帰宅が遅く、心に余裕が無かったこともあり、ちょとした事でぶつかっておりました。父子家庭という事もあり、ついつい、しっかりしてほしいという思いが強かったのかもしれません。しかし、上記の映像を拝見し、宇城先生のお話を伺い気づきました!息子と衝突するのは、息子が悪いのではなく、私が子供達に甘え、 いつの間にか横着になっていたのではないかと。
 上記の映像を以前の私が拝見したら、素晴らしいなぁ、奇跡のような話だ!と感動して終わったと思います。しかし今の私は奇跡だ!とは思いませんでした。何故なら、宇城先生が何度も身体を通して『ミラーニューロン』を実践して下さっていたから、私は何の疑問もなく、『よし!まずは自分がしっかり実践しよう!大丈夫、うまくいく!』と思いました。
 そして翌日から早速実践してみたところ、息子から沢山話しかけてきたり、いつもぶつかっていた事が、素直に行動してくれるようになりました!
 驚きと共に改めて、気づかないうちに自分が親だというだけで、知らず知らず横着していたのかと気づかされました。 

 

医学の常識を越えた現実   秋田 高校教員 44歳 男性 IT

 今回の道塾で、最も印象に残ったのが、空手実践塾の方のお姿です。頸椎のご病気で、体が自分で動かせない状態であったのが、宇城先生が足をマッサージすると棒のようであった足が曲がるようになり、医師から回復しても松葉杖か車椅子が必要な状態だろうといわれていたのが、宇城先生が何度かお見舞いする中で、サンチンの形に腕が動いたり、歩けるようになったりしている映像を拝見し、医学の常識を越えた現実がまさにある驚きと喜びを感じました。
 真の武術の稽古をしている人は、それが本当の意味で自分を守る支えになり希望になるのだと感じました。その説明の中で、先生が側にいるだけで気が通っているという説明があり、気が通っている人がいれば、病気になられた方が回復する率が高まるのではないかと思いました。
 私の職場で、勤務中に突然倒れられて救急車で運ばれた方がおります。 幸いに手術が成功して、今リハビリをしておりますが、誰もいないところで倒れていたら、命が危なかったと聞いております。倒れられたときに職場の皆さんが声をかけ、まもなく意識を回復し、すぐに救急車を呼びました。あのときは職場の皆さんの気がでていたのではないかと思いました。
 また、マスコミが報じないところで、何度も弟子を見舞われて、回復を助けられておられる宇城先生の姿は、いつも説かれる愛は行動であるという模範を私達に示してしてくださっていると感じました。マスコミが報じなくなってからの支援が本当の支援だと宇城先生は言われましたが、それを実践されているあすなろ会の活動とも重なる真の思いやりや覚悟がなければできないことだと思いました。このような見えないところでの愛ある行為や働きが、世の中を支えており、それが気にもつながっているように思いました。そのような愛や思いやりがあふれる社会が、私達の目指すべき社会ではないかと思います。

 また、先生が30代の頃の仕事のお話をされたときに、仕事の原動力というか根源にあるものは、人を思いやる心なんだといわれました。これは、四つんばいになって人を背中に乗せたときに、そのままでは片手をあげることは難しいが、胸の下に人がくぐるときに手を上げることができる検証と通じると思いました。人のために動くときに人はものすごい力を発揮するということは仕事でも同じなのだとと思いました。
 「生きる、生きている、生かされている」のご説明で、私たち地球上に生きる生命は、生命を維持するために他の生命(肉、魚、野菜等)を食しており、日々の糧を得るために働いている。私たちも他の生命も食べる以前に、空気(大気)がなければ生存できない。大気の中の酸素を生み出したのが植物で、植物が光合成によって酸素を生み出す元になったのが太陽である。だから私たちは、太陽と地球に生かされているというご説明は、誠にすっきりとその通りだと思いました。そして日本では、その生命の元である太陽や地球、言い換えると宇宙や自然を神様としてきたということは、とても自然な感覚であり、本質的なことに感じました。
 また、右脳が宇宙とつながるというお話がありましたが、宇宙と調和しつながっていたり、私たちの周りにいつもある空気が味方になれば、最も強いのも当然であると思いました。合気道開祖の「合気道の極意は、おのれを宇宙の動きと調和させ、おのれを宇宙そのものと一致させることにある」「真の武は、いかなる場合にも絶対不敗である」という世界が、 宇城先 生によって現実に見せられている思いがしました。

 私は、高校で教員をしておりますが、生徒とうまく接することができなかったり、事務的な仕事で迷惑をかけたり、無責任な発言をしたと注意を受けることもあります。全く恥ずかしい自分ですが、それを受け止め、自分の良心に従って誠を尽くすしかないと思っています。
 最近、修学旅行に行ったときに、私が見ても拾わなかったゴミを生徒が拾って私に差し出しました。生徒(子供)は、教師(大人)のすべてを見ているということを感じました。変わることを恐れずに、心で動ける人になりたいと思います。
 宇城先生、どう出版、道塾事務局、会場、塾生の皆さん、今回もたくさんの学びと気づきをいただき、有り難うございます。 

 

本質を知ること、本質を伝えることの大切さ   長野 会社員 38歳 男性 AY

 左脳の機能を失った女性、右脳が機能不全の子供のビデオを拝見させていただきました、人間の持つ力に驚きを覚えました。
 女性が話す説明の中で、自分の感覚が身体の中に収まらず周囲まで広がる感覚を覚えたとあり、宇城先生が説明されたとおり「気」は身体の周囲に広がり影響を与えるものであると納得しました。
 右脳が機能不全の子供に対しては、親の愛情が大切であると感じました。左半身が機能しない子供にミラーニューロンを通して動きを覚えさせていく・・それだけでも感動的でしたが、身体の動きだけでなく、子供は親の行動そのものを見ていると聴いた時、私たち大人の行動がいかに大切であるかを改めて考えさせられました。
 日常の中で見本となるような振る舞いを実践する大切さを学びました。また、「生かされている」事の本質について学ぶことができました。地球上の大気をはじめとする環境は絶妙なバランスで構成されており、少しの変化で環境が変わってしまうため、世界の中で生かされている事に感謝すること、謙虚さが大切であると理解しました。学校教育では大気の構成や環境問題など、知識を覚えることに重点が置かれ、私たちが生かされている地球全体の状況については重要視されていないということで、本質を知ること、本質を伝えることの大切さをこの道塾を通して実感しています。

 実技では、宇城先生が私たちに与える気をゾーンに分ける実証を行っていただきました。意識上では何も変わっていないのに、宇城先生の気の影響を受けている状態では、押さえつけられた身体を動かすことができることに驚きました。影響の範囲が変化すれば身体の状況が変わるため、身体はしっかりと宇城先生の気を感じ取っていることを改めて実感できました。
 仙台という事もあり、寒い状況ではあったものの道塾が始まってからは、身体が温かくなり、雪がちらつく屋外に出てもしばらくは寒さをあまり感じませんでした。宇城先生の気を受けた影響であることは間違いありません。気の存在を身を持って実感できました。
 今回も有意義な教えをいただき、ありがとうございました。